今日は「世界の手仕事」をテーマに芸工展を味わうことに。
今日(といっても24時をまわったので昨日)から、よみせ通りの路地を入った「かなかな」の2階では80番企画「フェアトレード・ファッション展」が始まりました。今話題のフェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの女性など、社会的に弱い立場といわれる人々に仕事の機会や、公正な対価を支払うことによって、自らの力で暮らしを向上させ、自立できるように支援するシステムとして注目をあびています。今回はファッションにテーマを絞った商品の受注を行っています。
これからの季節にぴったりのニット素材の手袋や帽子が揃う。洗練されたデザインと斬新な色使いが目を引きます。
これからは重ね着で楽しめそうな手刺繍入りのワンピースも。
この手刺繍の美しいこと!伝統技術を生かしただけでなく、着心地もバッチリでした。今回はネパールなどアジアの商品を多く取り扱っています。17日まで開催しています。
谷中せんべい横の路地を入った「アジアの手仕事雑貨フェブ」では、4番企画「バングラデシュのノクシカタ刺繍」を開催中。
バングラデシュの女性たちが家族を思ってひと針ひと針をさす刺繍が勢ぞろい。小物の愛らしさも素晴らしいですが、なんといっても壁一面に飾ってあったこの布の美しいこと!
その国々に伝わる伝統の手法を受け継ぎ、作り続けることで、女性たちの自立が進むことを願いたいものです。24日まで開催されています。