先日、ガイドマップの校正をするため、印刷を担当してくださっているニホンプリントさんへ伺ったときのこと.
近くの交差点で信号が青になるのをしばらく待つ.
普段は青が待ち遠しいのだけれど、この交差点ではそう思わない.
それはカヤバ珈琲があるからだと思う.
古き良き時代の様相を引き継ぎつつ、リノベーションにより、新しい美しさを併せもつその佇まいは、通行人の目を引く.
この場所は、店をたたんで駐車場にする話がでたことがあるそう.
いまは、NPO法人たいとう歴史都市研究会が大切に保存活用しています.
良きものは、誰かが残し、誰かが見守り、はじめてあり続けている.
そういうことを頭に巡らせた赤の時間.
さぁ、青になった.