第30回 芸工展2022のごあんない

今年の芸工展「まちかど展覧会」への申込みやご協力のお願いについて、以下に芸工展賛同人にご案内した内容を掲載します。芸工展に関心を持ってくださる方はぜひご確認ください。

芸工展賛同人の皆さまへ

1993年に産声をあげた芸工展は、今年の秋、30周年を迎えます。
これまで芸工展に関わられたお一人、お一人に深く感謝申し上げます。

この30年間という月日を経て、芸工展の当初からの願いである、「まちの魅力の再発見」や「表現を通じた交流」を大切にしたまちの人たちの動きが、いまや日常的にあちこちで見られるようになりました。
全国各地で再開発等により、まちの風景が移り変わるなか、谷根千界隈もその影響は受けているものの、一人ひとりによる暮らしや地域に根ざしたこうした活動が自発的に生まれている状況は、希望であり、心強く思っています。

この間、芸工展の運営にもさまざまな変化がありました。
当初は「まちづくりグループ 谷中学校」メンバーが中心的な役割を担う形でスタートし、第2回からは運営を住民に開く実行委員会形式で開催。ながらくその実行委員会の形態を取って続けてきました。
その後、25周年を迎えた頃から、実行委員と参加者の垣根を無くしていくため、主催を「芸工展賛同人一同」とし、「まちかど展覧会出展者」と「旧芸工展実行委員会」が一つになり、芸工展の運営母体を担っています。

この「誰もが真ん中に立つことのできる緩やかなありよう」は、芸工展の持ち味なのかもしれません。

一方、実のところ課題もあります。それは、言ってしまえば、「運営資金」と「運営する人」のことです。
一人ひとりが自分らしく芸工展に関わることのできる開かれた仕組みづくりは、今もなお、途上です。

こうした状況のなか、第30回 芸工展2022に向けて、芸工展賛同人の有志が事務局メンバーとして、準備を進めています。

いかにして、この地域に受け継がれてきた、類まれなこの、緩やかな表現を開く場である「芸工展」を、未来に引き渡していくことができるでしょうか…
皆さまとともに考え、やれることを協力して取り組んで参りたいと思っています。

どうかよろしくお願いいたします。

(具体的な協力のイメージ)
1.「まちかど展覧会」への出展
2.運営資金(カンパ)の協力
3.運営のサポート(HP・メール、まちかど展覧会への出展の呼びかけ、マップ配布、まちかど展覧会の開催)
4.一人ひとりが自分らしく活動に関わることのできる開かれた仕組みづくりを考える

(以下、詳細)

1.「まちかど展覧会」への出展を希望する方へ

記念すべき 第30回の芸工展へ「まちかど展覧会」を出展してくださる方を募集しています。
企画を検討の末、下記の申込みフォームに【7/28(木)】までにご登録ください。

【まちかど展覧会とは?】
谷中・根津・千駄木・上野桜木・池之端・日暮里界隈の地域に暮らす人、様々な職人、芸術家、アーテイスト、まちの店主、学生等、芸工展の趣旨に賛同する一人ひとりの表現を開く場です。
出展方法は自由。ギャラリーやカフェ、自宅での展示やワークショップ、工房開放、まちあるきや原っぱでのイベント・路上ライブ等、芸工展会期の10月は、毎年様々な「まちかど展覧会」がまちのあちこちで催されます。
地図を片手に訪れた人にとっては、今まで感じたことの無い気持ちや見過ごしていた景色、非日常とのノイズ、新たな発見や出会いが訪れますように。
そして、地域の大切な町並みや場所、人と人とのつながりが、この先もずっと守られ、続いていきますように。芸工展はそうした願いを込めながら続けている地域に根ざした文化活動です。

《芸工展2022まちかど展覧会申込みフォーム》
https://forms.gle/tv2zumzqouUM7mD78

※今年も参加費は無料です。芸工展賛同人の皆さまのカンパで運営が成り立っています。ご協力をお願いいたします。
 まちかど展覧会をプロットした地図は、毎年集まったカンパで作成できる部数を印刷しています。
◯参考:昨年度の芸工展「まちかど展覧会」マップはこちら
https://www.geikoten.net/geikoten2021_guidemap/

※すべての内容が固まっていなくても申し込みいただけます。
※(芸工展初参加の方へ)多数の人に来場してもらいたい場合には、芸工展への参加(+α)の工夫が必要です。一方、新しい人との出会いや、一人ひとりとゆったりとした交わりの機会が生まれる例は多くみられています。

【相談したいことがある方向けの直接申込日】
下記日程は、芸工展事務局メンバーに直接相談して申し込みすることができます。事務局メンバーがフォローし、フォーム入力が苦手な方の申込みも受け付けます。

7/17(日)12:00〜16:00(会場:ギャラリーTEN)「まちかど展覧会」直接受付日

2.運営資金のご協力をいただける方へ

現在、芸工展は、賛同人からのカンパで成り立っています。
主な経費の内容は次のとおりです。
・2022のガイドマップのデータ作成・印刷代  
・芸工展事務局資料の保管場所・説明会等の会場費 

これらは毎年最低限かかるものであり、賛同人の皆さまのカンパにより賄っています。

【カンパのご協力のお願い】
カンパは、下記、みずほ銀行の芸工展口座にご入金をお願い致します。
※「まちかど展覧会」出展者として振り込む場合は、振込者名義で出店者であることがわかるようにしてください。
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担願います。

銀行名  みずほ銀行 
支店名  根津支店 
種 類  普通 
口座番号 1715577
口座名義 谷中芸工展 

カンパの例(1口)1,000円/(2口)2,000円/(3口)3,000円

【芸工展カンパ箱の設置協力のお願い】
芸工展会期前(7月以降)~会期終了まで、芸工展への運営資金カンパ箱を設置してくださるお店さんを募集しています。
「カンパ箱を設置してもいいよ」という方は、芸工展メールアドレスまでご連絡ください。

3.運営を手伝ってくださる方へ

役割としては以下のような内容があります。
◯まちかど展覧会への出展の呼びかけ
◯地図の校正作業
◯納品された地図の仕分け・配布
◯各まちかど展覧会への企画参加や周知協力

手伝えるよ!という内容がありましたら芸工展メールまでご連絡ください。

【芸工展2022運営スケジュール(※現時点の予定です)】

7/17 (日)12:00〜16:00(会場:ギャラリーTEN)「まちかど展覧会」直接受付日(対面/役割:企画フォローや受付入力サポート)
7/28(木)申込締切まで「まちかど展覧会」参加の呼びかけ
8/14(日)地図情報の校正作業(対面orオンライン/役割:地図情報の精査と不明点や不備の照会対応)
8/31(水)地図の入稿
9/11(日)地図の納品と配布(対面/役割:)
10/1~10/31 第30回 芸工展2022会期(対面orオンライン/役割:各まちかど展覧会情報の広報)
11/13(日)芸工展ふりかえり会(対面orオンライン/役割:今後に向けた課題や展望の共有)

4.自分らしく芸工展に関わることのできる開かれた仕組みづくりに関心のある方へ

「芸工展」を持続的な活動としていくための方策を一緒に検討してくださる方を募っています。
自薦他薦を問いません。関心のある方は、芸工展メールへご連絡ください。

(さいごに・・・)

芸工展のキーワードは、『まちじゅうが展覧会場』。
これからもずっと、緩やかにまちのあちこちに、笑顔と共に一人ひとりとの交流が続きますように。

芸工展事務局

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