芸工展2019へようこそ

「初めて」と「再会」のある大切な場所

谷中、根津、千駄木、上野桜木、池之端、日暮里界隈は、江戸・明治の面影を残す寺町。江戸の芸能・職人文化を今に受け継ぎつつ、近代・現代の芸術を育んできた地域です。

このまちを舞台とする芸工展は、まちじゅうを展覧会場に見立て、このまちに愛着を持つ作家や職人、そしてまちの人の表現を味わう地域の催しです。地図を片手にまちをめぐり、この界隈独自の文化を再発見すること、そしてゆるやかなつながりの場となることを目指します。

25周年を迎えた2017年、『毎年10月は芸工展月間。』というキャッチコピーを新たに声にして、芸工展が地域の文化として根付くための一歩を踏み出しました。

日常空間であるまちを展覧会場とすることで、普段は歩かない道、入らないお店など未知との遭遇のきっかけになれたら。

ちょっとした交わりから、まちの暮らし方、味わい方の理解が深まる機会になれたら。

そうした思いで続けてきた活動です。

これからも、芸工展の趣旨にご賛同いただいた賛同人の方々とともに。

芸工展の活動を続けていけたらと思います。

今年も、キーワードは『まちじゅうが展覧会場』。

裏路地に迷い込んだり、今まで感じたことの無い気持ちや見過ごしていた景色、非日常とのノイズ、新たな発見や出会いが、貴方に訪れますように。

芸工展賛同人一同

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