十日目朝

でかけていった暗闇の根津神社。雨の朝焼け写真展。雨降りの暗がりの中でパネルに向かって懐中電灯を照らすあやしさは、言葉にしづらい物がありますが、改めて見てもとてもきれいな写真です。

総勢4名でろうそくを囲む朝の座禅は、人数が増えるとまた空間がかわります。静かな時の中で、周囲の長屋でがやがやと生活が動き出す気配を感じます。隣の朝ご飯は焼き魚のよう。

座り終わって根津神社へと3人向かいましたが、写真展は撤収済みで残念。どうやらあやしさが祟ったようです。しかし雨も気にせずラジオ体操に集まる人々。そのバイタリティはさすがです。

ふらっと帰る道すがら、谷中学寮からはお経を唱えることが響き渡っています。根津神社に寄った分、一週間前よりちょっとだけ時間が遅い帰り道でした。

〈実行委員 I-2〉

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