芸工展2018
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【 毎年10月は芸工展月間 】

芸術の秋がやってきました。

例年10月は全国各地で展覧会やイベントも盛りだくさん。

ここ、谷中・根津・千駄木界隈でも

谷中まつりや菊まつり(10/6,7)、根津・千駄木下町まつり(10/20,21)など長年続いている地域の催事が開かれ、まちは賑わいをみせます。

芸工展も毎年10月、まちじゅうを展覧会に見立て、このまちに暮らすひと、まちを愛するひとたちの、日常の延長にある表現を開く場として、1993年より続いてきました。

まちかど展覧会を開きたい方から参加申込を受け付け、芸工展実行委員会が作ったガイドマップを片手に、まちを歩く長年のスタイル。

今年はそのスタイルの一歩先へゆく大きなチャレンジを試みます。

それは

申込手続きをなくし、誰でも思い立ったらいつでも、まちかど展覧会を開くことができるよう敷居をさげ、地域の風物詩化を目指すこと。

そして、情報が一元化されたガイドマップ制作を行わないことで、五感による別のアプローチ(人づてや散歩の途中での遭遇など)で企画と出会っていただく味わいを楽しむこと。

まちかど展覧会の情報は、まちの7箇所に点在している『まちの薬味看板』か、まちかど展覧会会場に提げられる赤い目印『カギカッコ手ぬぐい』、そして芸工展HPやSNSのみと限定されています。

明らかに不便です。

けれど

もともと、私たちにとって展覧会やまちあるきは、不便のなかに成り立っていたのではないでしょうか。

展覧会主催者は来て欲しい人に丁寧に企画の趣旨を伝えて呼びかけてきました。一方、来場者は、五感をフル回転させながら楽しくまちを歩いてきたのではないでしょうか。

近頃、ネットやスマホの普及により、

事前に仕入れたたくさんの情報だけを頼りに、まちを歩いている方が増えていると聞きます。

五感は使われず、

迷える機会も失われています。

確かに

迷って時間をロスするのは避けたい、

そういう気持ちも抱くと思います。

一方で、迷った先にまだ見ぬ風景やまちかど展覧会を通じた作品や作家との良き出会いもあるということ。

そうした小さな奇跡のような偶然を楽しんでいただけたらと思うのです。

【芸工展の歩き方】

そのいち

まず、芸工展HPやSNSの情報を頼りに、自分が行ってみたい展覧会を選んでみましょう。

見つからなければ、地域の催事〔谷中まつりや菊まつり(10/6,7)、根津・千駄木下町まつり(10/20,21)〕に合わせて日程を決めるのもオススメです。

そのに

選んだ展覧会を実際に訪れ、その展覧会主催者やそこで知り合った他の来場者に、他のオススメの企画やお店などを尋ねてみましょう。

そのさん

なんとなく歩く方角が定まったら、あとはそこを目指す途中の町並みを、五感を最大限に活用し、寄り道もしながら歩きましょう。

そのよん

芸工展を巡って出会ったこと、気づいたこと、見つかったことを、友達に発信してみましょう。

友達はきっと、貴方の新しい一面を知り喜ぶかもしれません。

・・・・

この歩き方は、

毎年遠方から芸工展を楽しみに歩きに来てくださっている方から教わった一例です。

この話を聞いたとき、その方は毎年、自分の世界を広げに来ているのだなぁと感じたことを今も思い出します。

芸工展2018は、情報が足りていません。

けれど、足りないからこそ

皆で不足を補い合える。

そうした小さな奇跡が

多くの方々に訪れますように。

〔※写真は芸工展2018まちかど展覧会の企画の一部。こちらも是非、歩く手がかりに〕

〔寄せ書きマップ〕アップ画像