芸工展2011へ向けて

立夏の候、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

2011年3月11日は、東京・谷根千界隈に暮らす私たちにとっても、忘れられぬ日となりました。震災に遭われ、尊い命を奪われた皆様には、心よりお悔み申しあげます。また、様々な被害を受けておられる皆様へも、心よりお見舞い申しあげます。原発の収束への心配と不安も続いており、これ以上の悲しい事態が起きぬよう祈らずにはいられません。

さて、そんな時代の風が吹く今年の秋に、芸工展は19年目を迎えます。芸工展は多様な人々による多様な表現によってかたち作られ、お互いをより深く理解し、まちの新しい魅力を発見し、多くの方々に支えらながら継続してきました。本年も、まちと人が繋がる芸工展が、社会を元気に支える力のひとつとなることを願い、例年通り開催をいたします。

また、震災の影響で不安定な時期の開催となり、有形、無形の表現と交流を大切にしながらも、まちじゅうが展覧会場となる芸工展の性質を考慮し、運営を安全に慎重に進めて行かねばなりません。

芸工展実行委員会は、芸工展の呼びかけと全体の運営母体でありますが、実行委員は皆様と同じく、ひとりの参加者として有志が集まり運営をしております。不意の災害、非常時の対応等、何卒、背景をご理解いただき、より一層のご協力をお願い申し上げます。

今年も笑顔が溢れる芸工展となりますように。

芸工展 2011 実行委員会