芸工展2018
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八日目〜槍鉋の日〜

めくるめく芸工展八日目、空はどんよりと曇り空で、ガイドマップは飛ぶように売れるという訳ではないけれど、そう言えば今日からインフォメーションセンターの蒲生邸では、谷中カフェから移ってきた”大石真紀子さん”の展示といよいよ今日からスタートの”手作りジュエリーボックス展” が開業、正直僕にはジュエリーというのは縁がなく見てもよくわからないのだけれども、すてきな、そしておもしろい手作り一点物のジュエリーが並んでいて、少しだけ目を奪われ、もう少しじっくりと見たいなぁと思う、話を戻すと、ガイドマップは非常にコンスタントに売れていくのが今年の特徴で、時間を問わずにどんどんと出ていくのが面白いのだけれど、どちらかと言うと午前中はご年配の方が多くて、午後になってしばらくすると若い人が出てきて、思わず感想ノートに「若い人は起きるのが遅い」と書いてしまう。ほんとはそんな若い者にこそ見て欲しい芸工展の恒例企画、”棟梁の槍鉋”がインフォメーションセンターの横ではじまり、実に多くの人の足を止める。今日の棟梁はひたすら絶好調で機嫌良く、よくしゃべり、それがまた聴く人を魅了し、柱の継ぎ手で驚かし、谷中の五重塔の話で場を盛り上げ、最後に槍鉋を実演するという流れが面白いほどに型にはまっていく、そしてその姿を横でこそこそと何もしない助手をしながら眺めるのが非常に楽しくて、曇り空だけれども充実した土曜日になり、3年ぶりに体験した槍鉋は、当然のごとく上達はしていないもので、それでも他に体験していかれた方もとても満足そうな顔をしていたのがよかった。案内プロジェクトが外務省関係の外国人集団2班を案内してこられて、棟梁を囲いこむ。最後、雨がぱらぱらと降り出し、慌てて片付けると、片付け終わったときにちょうど降り終わるという理想的な展開に陥るのもとっても楽しいけど、インフォメーションセンターを閉める5時を過ぎても、満足げな棟梁と話をするのはなかなかよく、でもどのタイミングで終わらせようかというのに少し苦労して、その苦労をして躊躇してる様子を横で面白げに見られたりしながら、なんとか閉める。他の人を誘いながら、結局誘えずに、座りにいき、じっくりと座りを楽しんでから、明日までやっている”フェイズ”の交流パーティーに行き、談笑をし、そして”いろはに木工所の山下さん”と話をして、あの周辺がちょうど中間地点で足を向ける人が少ないという話をきき、「ぜひ皆さん足をお運びください」とここで強調したいと思います。いろはに木工所さんの「お箸のワークショップ」は本当にすばらしくて、こういう企画同士、お店同士のコラボレーションを積極的に進めたいというのが実行委員が思いながら実現できていないことで、それをさらっと自主的に勝手に実現していることにただただ感動をして、その思いを話しながらなんとか伝えてみようとしてみたりする、もちろん今後の課題となるような意見も伺い、来年以降につなげていきたいと切に思い、長くなったので、とりとめなく日記を終える。

〈実行委員 I-2〉